
転職しました
2026年04月07日
お疲れ様です。かさたたです。転職エントリ、書いてみようと思います。
前の会社で何をしていたか
前の会社はいわゆるユーザー系SIerで、大手企業の情報システム部門が分離してできた、IT系の子会社でした。そこでSEとしてDX系の部署でお客さんの課題をITで解決する業務を担当し、主にWebアプリの開発、維持管理をしていました。2023年の4月に新卒で入社してそれから2年と11ヶ月の間働きました。
なぜ辞めたのか
色々ありますが、一番大きかったのはこの会社で定年まで働くのに必要な能力と、私がつけたい能力に乖離があったことです。私自身、目指したいものは特に定まっていないですが、興味がある領域に関する技術を磨きながら仕事をしていきたいと思っています。
ですが、前の会社は全社的な視点で見ると、技術よりも管理側の能力が重視される側面がありました。というのも、自社でコードを書いて何かを作るというよりは、技術的な部分は他社に外注して、自社のプロパーはその管理をするのというのがほとんどでした。私のいた部署はなるべく外注に頼らずに内製で開発していたので、やりたいことはできていたと思います。しかし、ずっとその部署にいられるとは限らないですし、いられたとしても将来的に業務の方向性が違ってくるだろうなと思い、転職に踏み切りました。
じゃあスペシャリストを目指すのか?と言われると、いやマネージャー方面を目指してますと答えます。外注の管理しかできないマネージャーよりも、技術がわかるマネージャーになりたい、と今は思っています。ネガティブな書き方になってしまいましたが、要はこれまでやってきたことを続けたい!という思いが強く、それができる環境に身を移すことが今回の転職に目的であって、自分としてはとてもポジティブな理由だと思っています。
何を学ぶことができたか
一番学びになった、というか得られたものは技術力です。
配属されてすぐにPythonでOpenCV使って画像処理の技術検証して部署のみんなの前で発表しろと言われ、まずそこで、全く何もわからない状態から頑張ってググって何かを作ることを覚えました。
その次は、既存アプリの改修で、ゴリゴリにバックエンドの処理を書き換える仕事をいただき、これも最初は全くわからず、気が狂いそうになりましたが、なんとかお客さんに提供できるプログラムを書くところまで辿り着けました。
そしてその次はアプリを一本スクラッチで(フレームワークは使いましたが)ゼロから作る仕事をしました。同様にわからないことが多すぎて苦しいこともありましたが、他のアプリのソースを手本にしたり、ChatGPTに聞いたりして、なんとか完成させて今はお客さんの現場で稼働しています。
退職前に最後に開発したアプリはAWSでWebの三層構造をゼロから構築したり、これまで採用実績がなかったReactを導入して開発したりと、ここでも初めてのことがたくさんありました。
長々と書いてしまったのですが、これらの経験を通して、ITの領域における技術力というのは、乱暴に言ってしまえば全く知らないことに対してどれだけストイックに向き合えるかなんじゃないかという考えに至りました。就職前は、何か一つの言語や技術を極める方がいいのかなと思っていましたが、ITの世界は技術の流れが爆速なので、何か固定のことを覚えることよりも(それも大事ですが)新しいことを覚えることに注力するべきだという考えに変わったと思います。こう思えるようになったのが、3年弱で得られたものの中で一番大きいと思います。
印象に残っている出来事
一番印象に残っているのは、作ったシステムのユーザー説明会で九州に一人で出張したことです。その時はプロジェクトが遅れに遅れまくって、ユーザー説明会の前日なのにコアの機能が出来上がってないとかいうやばい状況でした。しかし、説明会までに動く状態にして翌日からユーザーテストを始めてもらわないといけなかったため、前泊先のホテルで深夜3時くらいまで泣きながら頑張ってプログラムを直しました。なんとかコアの機能だけは動く状態になって、翌日説明会で、「基本的な機能はできてるから、他の機能はできたらお知らせするちょ、ごめんちょ」って言って許してもらいました。帰りの飛行機、山場乗り越えた感あってマジで気持ちよかった。(予算内からって言ってLCC乗らされたけど)お客さんに「成田からLCCで来ました!しかも家府中なので空港めちゃくちゃ遠いんですよ!」って言ったらめちゃくちゃ笑ってくれました。
一番嬉しかったこと
あまり詳細には書けませんが、前職の会社は正直お客さん(親会社/グループ会社)からの評判がそこまで良いものではなく、子会社/グループ会社だから使ってやってるくらいの空気感がありました。
前述のように、外注メインで開発・維持管理を回しているため、お客さんからは何を聞いても「外注先・BPに聞いてみます。」しか言わないから他のベンダーを使った方がいいと思ってるとも言われました。
そんな中で、私は現状の外注頼りの方針に嫌気がさしていた人間だったため、最後に携わったプロジェクトでは内製でめっちゃいいものを作って、内製でできるわけないみたいなことを抜かす社内の人間や、前職の会社にあまりいい印象を持っていなかったお客さんを見返してやりたい一心で開発を進めました。
結果として、遅延したりユーザーテストでたくさんバグを出したりしてしまいはしましたが、最後にはお客さんから「御社のことカスだと思ってたけど、こんないいものが、しかも内製で作れるなんて驚いた。御社のイメージが変わりました。本当に感謝している。」と言ってもらえました。私はそれが涙が出るほど嬉しかったです。(それを言ってもらえたのはPJが落ち着いた頃にお客さんと飲んだ時だったのですが、嬉しくてたくさん飲んでしまい終電を逃した上にめちゃくちゃゲ⚪︎吐きました。いらない情報)
最後に
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。在職中お世話になった上司や先輩、同期にはとても感謝しています。最終的にやりたいことを優先しましたが、いい人ばかりなので辞めるか残るかで本当に迷いました。今後転職したことを後悔しないよう頑張りたいと思います!ではまた。
