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いっかくや2

いっかくや2

2026年06月24日

キ㊙️ガイラーメンを、やりたい━━━━━━━━

時は2026年6月24日16時02分。
ふとおぼろげに浮かんできたのは「いっかくや」

寿命効率化PJの一環で訪れる、特に美味しいわけではないが、ついつい足が赴いてしまうラーメン店。

昨日帰るのが遅くなったのに、なぜかそのままジムに行って激追い込みをしてしまったからか、寝不足でいつにもまして体がキチゲの発散を欲している。

今日はダメな日だ、そう思いながら定時まで仕事をして退勤。待望のいっかくやへ━━━━━━

激しい早歩きで中央線に乗車。前回と同様に東京駅で東海道線に乗り換え...ようとしたところ、小田原行きが目の前で行ってしまった。
今日は本当にダメな日だ。

発進した電車を追いかけて飛び乗りたかったが、寝不足な体はそれを拒む。

仕方がなく10分待って熱海行きに乗車。いつか頭がおかしくなって、仕事の帰りに熱海まで行くやつをやりそうな気がしている。

20分弱で川崎、俺たちの街、川崎に到着。
実は最近、川崎に飽きてしまっている自分がいる。引っ越してくる前は毎週のように府中から1時間かけて遊びに来てたくらいには、川崎が好きだった。ここに住んだら一生楽しいだろうな、とも思っていた。
でもまだここに住み始めて半年も経っていない。川崎駅から徒歩数分、最強の立地で暮らしている。引っ越してきた時は、隙あらば家を出て歩き回っていた。楽しかったし、川崎駅徒歩圏内に住んでいるのが夢のように嬉しかった。
でも最近はなんだかそうまで思えない。慣れてしまったのだ。
多分、将来万が一、億が一本当に好きな人と交際して結婚できても、こんな感じで数ヶ月経ったらマンネリが来ちゃうんだろうな、そう思った。
しかし、たまに深夜にジムで筋トレをして最高の気分になっている時、川崎の街に出ると、やっぱり好きだな、とも思う。
それも含めて、結婚みたいだな、と生まれてから25年と5か月、一度も交際経験がない一般異常成人男性が漏らすのだった。

そこからは全てが残像に見えた。私は気がつくといっかくやにいた。
券売機で何を頼んだのか、好みは何で注文したのか、何もわからない。
そう、それはまるで3か月前の、今の会社に転職してきた私のようだった。
人生で初めての転職。わからないことしかなかった。立ち振る舞いや自我の出し方、主体性の発揮の仕方。何もわからなかった。今もまだわかっていない。

そんなふうに物思いに耽っていると、気がつけば電車に揺られていた。そう、この記事を書きながらディープシンキングをしていたら、自分の世界に入り込みすぎて、完全なフィクションをこのブログに記していた。もはやどこからどこまでが本当かわからない。3か月前に転職してきたことも嘘かもしれない。本当に信じられるものは何か?その答えは、目の前の現実、事実だった。

私はまだ熱海行きの電車に乗っていた。「まもなく川崎、川崎」というアナウンスを聞き、窓の外を見ると、多摩川の上にいた。多摩川はデカい。そこにはそんな事実がある。いや、それは事実か?荒川と見比べたとき、多摩川はデカいと思えるか?
そう、そうなのである。何か高尚なことを書こうとしたが、書きながら歩いているうちにいっかくやに着いてしまった。

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あ、間違えた、こっちじゃないわ。

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こっちね。いっかくやは別にめっちゃ美味いってわけじゃないけど銀家は普通に美味しくない。(個人の感想です)

入店すると、なんということだろう、ライス食べ放題が終わっている。
普通の豚骨ラーメンと、仕方なくライス大を注文。俺は自分を曲げない、硬め普通少なめチャーシュー抜きで。

息を吐く間もなく、ラーメンが到着。
そこからは何も考えることはできなかった。とにかくにんにくをひたすらにぶち込んだ。
休むことなく麺と米を口に入れ続けた。

そして器は瞬く間に空になる。そう、人生のように。気を抜くと何もなくなってしまう。
何かを継ぎ足さなければいけない。それは恋人なのか、趣味なのか、仕事なのか。つい先日街コンで大敗北した私にはなにも分からなかった。

いつかわかる日がくるのだろうか。

帰りに、ラ・チッタ・デッラに向かう交差点で信号を待っている間こう思った。
「やっぱ川崎、好きだな」

それではまた。


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